2009年12月8日火曜日

3D

アメリカで流行っている(?)3D映画、
遅ればせながら、私も3D映画を見て参りました。

見た映画は『カールおじいさんの空飛ぶ家』(洋題『UP』)



日本では最近公開されたばかりで、
まえからちょっと見てみたいなぁと思っていた作品。

なかなか楽しめました。
ピクサーらしいやさしいタッチの絵作り。

リアルなんだけど、リアルじゃない絵が異次元の世界へと引き込みます。
CGアニメーションのくせに表情がこれまた豊かで、言葉なしで表情とアクションだけで
感情をここまで詳細に表現出来るのはまさに人間そのもの!

作り込まれた世界観にただただ圧巻されます。
感動的なシーンも、笑えるシーンも良いあんばいで組み込まれていて飽きずに見れました。

これも3Dの力なのかなんなのか、スゴい引き込まれた感じがした。

見た劇場はワーナーマイカル。
日本にはまだ40館ほどしかなく、気軽に楽しめるほど広がってはいないが、
そのポテンシャルは感じました。

通称『REAL D』と呼ばれる
デジタル3Dシネマ
ワナーが採用している3D方式。

もう一つ『Dolby 3Dシネマシステム』という方式があるらしいが、
日本にはまだ9館ほどしかないみたい。しかも3Dメガネは貸し出し方式で面倒くさそう。

詳しいことはコチラ
http://it.nikkei.co.jp/digital/news/index.aspx?n=MMITxw000016122008

ワナーマイカルは300円で購入なので
毎回購入するのもどうかとおもう...
持ち込んだら次回は値引きとかしたらええのにね。

このメガネ、
おでこのでこでこでこり〜んの『それいけノンタックン』のメガネみたい。
結構、貧そな造りですが、しっかり立体に見えました。



【REAL Dのメガネ】



よく考えると3D映画自体あまり見た事ないけど、小学生の頃によくあった赤青方式メガネより
ぜんぜん疲れる事無く、見れましたね。
(ユニバーサルスタジオの3Dターミネーターの映画に近い感じ)

まあ、見る映画によって大部違うのでしょうが、
実はテロップなんか見るときは意外と目が疲れます。

見るときは前で見るのがお勧め、映像が飛び出すとはいえ
スクリーンの切れ目が絵の切れ目。
前席で目一杯に見た方が切れ目も少なくて楽しめるはず。

今回はアニメーションで吹き替えだったのだが、
字幕が付いたら目で追うのが大変かもしれないと思った。

実写3D映画は是非、『アバター』でためして見たいなぁ。

3D映画は楽しみが広がって嬉しいが、
制作側からしてみれば、複雑な気分。

だって制作費が最低でも2倍以上に跳ね上がるというのだから...
カメラは2台必要だし、作業も、容量も2倍。全てが2倍になってしまう。
単純に売り上げが2倍になればいいのだが...はて。

4 件のコメント:

C.Xen feat. AD@kira さんのコメント...

今年の冬の某スポーツの祭典を3Dで撮影する企画があって、アメリカの3D専門にしている会社に見積もり作成してもらったら、金額は2倍どころか3倍以上でしたw
うちも3Dのシネアドとかに対応できるように、夏位から色々とやっていますが、やっぱりコスト面で広告主が対応できるかが心配です。

野澤クニオン さんのコメント...

>C.Xen feat. AD@kiraさん

シネアドも現状は2Dだからね〜。
日本はそもそもシネアドの需要が少ないし、
予算的にも厳しいだろうね。

くぼ母 さんのコメント...

3D映画?ロスのユニバーサルスタジオで観て以来!懐かしい!コスト高い?
そりゃそうでしょう。
           

野澤クニオン さんのコメント...

>くぼ母
そう言えば、観たね。懐かしいなぁ。
映画界も起爆剤が必要なのだよ。