2010年3月10日水曜日

REDなやつ

アカデミー賞がついに決まりましたね。

「HURT LOCKER」6部門受賞。




2009年のベストピクチャーに輝きました。
まだ見てないですが、予告編を見る限り、人から聞く限りがかなり過激な内容ですね。
爆弾処理班のお話ですが、死体に爆弾を埋めたりなど目をつぶる様な描写ですね。
スーパーハイスピードカメラを多用したり映像表現も興味深い。
各映画祭を総なめにし、104の冠を取った程ですから是非映画館でみたいですね。

実際イラクに派遣された米兵からは「真実ではない」「憤りを感じる」など批判の声も上がってますが、
そこらへんも注意して見たいですね。


「アバター」3部門受賞。




10年に1本、はたまた100年に1本の作品とまで言われる超話題作のアバターですが、
9部門ノミネート中3部門受賞とは、制作サイドも方を落としたんじゃないんでしょうかね。
アカデミーを批判する声も上がっているほどですが、どんなものでしょう。
ジェームス・キャメロンは「タイタニック」で既に11部門とっているのでしばらくオスカーはお預けかな?

個人的にはベストピクチャーは「アバター」が受賞するより、「ハートロッカー」が
受賞した方が納得はした。

「アバター」はスバラシイ作品だが、技術面に置いて革新的であった、
一方「ハート・ロッカー」は時代、社会を象徴した作品。

歴史に残る作品はどちらかと言われれば、後者だろうなと思う。
両作品とも路線が全く違うので同じ映画と言う枠で比べるのは可哀想な気もするが、
実はこの2つの作品の監督、ジェームス・キャメロンとキャスリン・ビグロー。
元夫婦だったから驚き。

史上初、女性で監督賞を勝ち取ったキャスリンの今後の作品が気になる。



話しは打って変わって自分の話。
初のRED Cameraの撮影に参加しました。

ハイスピードで撮れる魅力と4K(簡単に言うとHDの4倍の解像度)が魅力のこのカメラ。
ハリウッドの大作でも使われるほど、革新的で、御用達です。
しかも本体だけのお値段は200万円以下という破格。
いつもお世話になっているカメラマンはこのカメラを2台使って3D撮影をしていたりと
映像制作者ならなにかと見たり、話しを聞くカメラ。

撮影した対象は日本伝統の文化「試斬」「居合い抜き」。
ハイスピード撮影に適した題材。
ワラを切る瞬間はカッコよかった。


写真はイメージです。
こんなかんじ。

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